全身温熱療法と局所温熱療法の違い

最終更新: 6月16日


患者様方から戴くご質問の中で、「全身温熱療法と局所温熱療法はどう違うのか」とのお尋ねを戴きます。

簡単に説明していますので、参考にして戴ければ幸いです。



局所温熱療法と全身温熱療法の違いについて

温熱療法の方法を大別すると、全身温熱療法と局所温熱療法に分けられます。

局所温熱療法は保険診療が認められている治療方法で、肝臓癌へ広く利用されているRF(ラジオ波)や乳癌や前立腺癌へ利用されているHIFU(超音波)がありますが、サーモトロンRF8で行う電磁波温熱療法は局所温熱療法に入ります。


ラジオ波や超音波で行う方法は、癌の部位にピンポイントで加温が可能です。

しかし、点在する癌や広範囲に浸潤した癌は、全てカバーすることが出来ません。

サーモトロンRF8で行う電磁波温熱療法の特徴は、身体の表面から6cm以上の深部に、直径30cmの電極でカバー出来る位の範囲で熱を発生することが可能です。

そのため、一回に行うことが出来る範囲は限られますが、腹部全体や胸部全体に複数の転移を持っている症例や、浸潤して広がった状態などの癌には適していると考えます。


全身温熱療法は、血液透析のように血液を身体の外へ取り出し、加温した後に再び体内へ戻す方法や、バスタブのような容器の中へ入り、皮膚から全体に熱を与え、身体の外から加温する方法などがあります。

リスクを伴うため、厳重な全身管理が必要な治療方法です。

全身温熱療法については現在、厚生労働省が認めた保険適応の方法はありません。


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