車の運転は危険が一杯 穏やかな運転を心掛けましょう

最終更新: 6月16日


令和で最初のゴールデンウイークは、史上最も長い超大型連休でした。

休暇を利用し、お出掛けの方も多かったのではないでしょうか。

最近、「逆走」や「あおり運転」の報道を良く耳にします。

危険な運転は自らの不幸だけでなく、周りも不幸にします。

車を運転する際は、安全で穏やかな運転を心掛けましょう。


昔、こんな事がありました。

車で旅行に行き、地方の町で道を尋ねた時のことです。

「そちらの方向に私も行くので、後に付いて来て下さい。」と。

優しい方に道を尋ねて良かったと思いながら、前の車を見失うことがないように一生懸命後を走りました。

しかし、走り屋さんなのか、案内して貰っている割にはスピードが速い。

アッと言う間に、引き離されて仕舞います。

折角の親切を、こちらの不手際で仇にするわけには行きません。

必死になって後を走ること10分。

急に案内していた車が止まりました。

案内はここまでなのだろうと思い、お礼の挨拶をしようと車を降りた途端。

「いつまで付いて来んだよ! 一体、どういう積りかよ!」と怒鳴るのです。

狐に摘まれたようです。

何を怒っているのか分からず、面食らって仕舞いました。

「親切な人だと思っていたのに、一寸可怪しい人だったのか。参ったな、どうしよう。」

危険を回避する手段をあれこれ考えながら、怒られた理由を聞いてみました。

その方の案内した地点は数キロ前に過ぎ、それを知らず無為に数キロ、後を追っていたようです。

こちらは全く分からず、必死に後を追いかけていた訳ですが、案内した方にとっては、いつまでも追いかけ回す、気持ちの悪い奴だったに違いありません。

もちろん、「あおり運転」などする積りはありませんが、案内して下さった親切な方は「あおり運転」されたと思っていたのかも知れません。


「あおり運転」に限らず、車の運転をなさる方は、大なり小なり危険を感じた経験をお持ちではないかと思います。

今でも思い出す、危ない瞬間が昔ありました。

数十年も前の話になります。

実家の片田舎に、電車線路と町道が交差する場所がありました。

線路と道路の高低差があるため、踏切ではなく、線路下の短いトンネルを道路が通過する仕組みになっています。

トンネルの幅は5mあるかどうか。

片方の車が通過する際には、対向車はトンネルの手前で待っていなければなりません。

それが暗黙のルールでした。

家内の実家で車を借り、用事を済ませた後、車を返却に向かっていた時のお話です。


周りは既に薄暗く、ライトを点灯していたと思います。

車を返す時間が遅くなり、気持ちは焦っていました。

程なく例のトンネルに差し掛かりましたが、運悪く対向車が全く同じタイミングで来たのです。

お互い、トンネルまで殆ど同じ距離でした。

当然、どちらか止まって譲るべき状況です。

しかし、こちらは時間が気になり焦っていました。

向こうが止まってくれるだろうと信じ、そのままトンネルへ。

ところが、対向車も止まらず、お互い競うようにトンネルへ。

左の視界に、「キャーッ!」という声と、手で顔を覆う家内の様子が。

右の視界には、何も見えなくなる程、白く眩しく光る対向車のライトが。

「ワッ衝突した!」と思った瞬間、トンネルの向こうへ出ていました。


そのトンネルに車が二台並ぶと、隙間がありません。

二台の車が互いに走行しながらすれ違う事が出来たのは、夢だったのか。

奇跡的に偶々、偶然が重なり、無事に通過出来たのでしょう。

若しかすると、それまでの自分はそこで終わり、そこから同時に、また別の時間が始まったのかも知れないと今でも思うことがあります。


楽しい思い出を残すためにも、車でお出掛けの方は呉々もお気を付け下さい。


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